製品情報
医療用線
医療用デバイスのあらゆるニーズに応える金属製品。患者への負担が少ない低侵襲治療へ貢献しています。


1.カテーテル用 ブレード線
患者への負担を軽減するために、血管内治療に用いられるカテーテルチューブは、耐キンク性、トルク伝達性を維持、向上させながら肉厚を薄くすることが求められています。
チューブを補強するワイヤには、高強度化と極細化がも求められています。当社の長年培われてきた伸線、熱処理、圧延技術が求められている品質を実現し、低侵襲治療へ貢献しています。
丸線では、φ0.010mm~。
平線では、厚みφ0.005mm~対応が可能です。
2.ガイドワイヤ用 高強度真直(テーパー)線
細く、複雑に入り組んだ血管の中を通っていくガイドワイヤには、術者の手元での操作をガイドワイヤの先端に効率よく伝達することとワイヤ自身に曲がりグセがつきにくいことが求められています。
当社の高強度真直(テーパー)線は、医療用で広く使用されてているSUS304をJIS規格を上回る強度で靭性に富んだワイヤに仕上げており、トルク伝達性に優れ、耐キンク性に優れたワイヤとなっています。
また優れた真直性、高精度なテーパー形状も兼ね備えています。
3.造影用マーカー
X線を照射しながら手術を行うカテーテル治療でカテーテルの先端部を視認するためにプラチナなどの貴金属パイプが用いられています。
パイプ形状のマーカーに加え、カテーテル先端の柔軟性を確保できるコイル形状のマーカーも提供できます。
4.極細撚り線
内視鏡などの操作用ワイヤとして使用されるステンレス撚り線。
スチールコードで培われた技術を極細撚り線に応用し、トルク伝達性や柔軟性などご要望に応じた撚り線を提供いたします。
5.極細異形線
多彩な圧延加工技術の組み合わせにより三日月形状、溝付き形状、楕円形状などの複雑な異形断面を実現。
カテーテルチューブの異形ルーメンの成型などに使用されています。