2026.03.13
サステナビリティコラム

当社では、ものづくりを支える企業として環境と調和した事業運営を大切にしています。製品を作る過程ではエネルギーや水、原材料を多く使うため、その分だけ環境への配慮も欠かせません。だからこそ、私たちは日々の工場運営を見直しながら、できることを一つずつ積み重ね、より良い未来へつながる取り組みを続けています。
エネルギーの使い方は、環境への影響を大きく左右します。当社では工場設備の運転状態を細かく確認し、ムダのないエネルギー利用を心がけています。たとえば、モーターや空調設備を効率的に動かすために制御方法を改善したり、設備更新のタイミングで省エネ性能の高い機器を選んだりと、日々小さな改善を積み上げています。こうした積み重ねが、CO₂排出量の着実な削減につながっています。

水資源は、製造に欠かせない大切な資源のひとつです。当社では工程で使う水をムダなく活用できるよう、使用量の見える化や循環利用の仕組みづくりを進めています。特に冷却水は、工場内で何度も循環させることで新たな取水量を減らし、必要以上に水を使わない運用を続けています。また、排水についても法令基準より厳しい独自基準を設定し、地域の水環境に配慮した管理を行っています。

大気への排出については、CO₂だけでなく粉じんやNOxなどの排出物も対象としています。設備の燃焼条件を見直したり、集じん装置の性能を高めたりと、環境面と作業環境の両方から改善を進めてきました。こうした取り組みは社員の安全にも直結するため、各事業部が協力しながら取り組みを進めています。

廃棄物の削減も、私たちが長年取り組んできたテーマです。工場から出る廃棄物を細かく分類し、再資源化できるものはしっかりとリサイクルする仕組みを整えています。また、廃棄物そのものを減らすために、現場からの気づきをもとに工程改善を進めるなど、社員みんなが参加できる形で取り組んでいます。その結果として再資源化率は年々向上しており、循環型社会の実現に向けた一歩になっています。
これらの活動は、大きな改革というより、日々の小さな改善の積み重ねで成り立っています。私たちは今後も、環境データを丁寧に分析しながら、できることを一つずつ前に進めていきます。お客様や地域の皆さまから信頼される企業であり続けるためにも、「環境にやさしいものづくり」をこれからも追求していきます。
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