製品情報

透明導電シート(開発中)

当社の極細金属線を利用した透明導電シートです。2枚の透明なフィルムで、平行に配した金属線を挟み、シートにしました。シートの両端からは電極にできるよう金属線が露出しており通電可能です。

透明導電シート(開発中) 画像1透明導電シート(開発中) 画像2

用途探索中ですが、フィルムの種類と金属線(波線、直線、材質)を選択することによって、ウエアラブル分野などへの応用を期待しております。

このサンプルは2017年11月29日~12月1日に開催される「先端材料技術展」にて展示していますので、詳しくは展示会場にてご覧ください。

1.波線タイプ (伸縮性あり)

 

試作サンプルの写真

図1 伸縮タイプ透明導電シート

導電線端部はシート端部より露出させてリード線として使用することが出来ます。

導電線はシート内で波形状をしており、シートの伸縮に追従して導電線も伸縮します。

当社極細線の使用により導電線が見えにくく、透明なシートが得られます。

図2 伸縮タイプ透明導電シート 電気抵抗測定用サンプル

シート端部より露出している伸縮導電線に電極として掴みやすい銅箔を取り付けて、伸長による電気抵抗変化を測定しました。

図3 伸縮タイプ透明導電シート 電気抵抗測定

図4 ワイヤ(波線)と導電ペーストでの電気抵抗の比較

導電線に金属波線を使用しているため、伸縮しても電気抵抗の変化がありません。

2.直線タイプ (伸縮性なし)

試作サンプルの外観 (例)導電線:SUSφ12μm

図5 直線タイプ透明導電シート外観

導電線の線径と配線幅を調整することで透過度を変えることが出来ます。(図5~7参照)

図5のように導電線径をφ12μmに固定して配線幅を広げていくと透明度が上がります。

図6 直線タイプ透明導電シート 導電線部拡大

図7 直線タイプ透明導電シート 透明度比較

・背景がスマートフォンのようにバックライトがある状態では、配線幅が25μmの場合には導電線の帯により背景が暗くなりますが、背景を判別することは出来ます。

・配線幅が120μmの場合には導電線の帯がほとんど見えず透明となります。

図8 直線タイプ導電シートの端末状態

導電線端部はシート端部より露出させることが出来、リード線として使用することが出来ます。

導電線の材質を変更することで更に下記のような特性が得られます。

鉄系材料:高強度ワイヤの使用により、高耐疲労性が得られます。

電気抵抗率の高さから発熱体としても利用出来ます。

銅系材料:高導電率、高熱伝導性が得られます。

3.用途案

ウエアラブル機器の配線

ex.センサーと発信機との接続

電磁波等のシールド材

ex.センサー機器のノイズ対策

フレキシブル発熱シート

放熱シート

タッチセンサーシート

4.仕様

1)金属線: 材質(鋼、SUS、銅系合金、ニッケル、チタン他)、線径(φ9μm~50μm)

2)フィルム: 材質、厚み(PETやPU等の材質、フィルム厚みについては応相談)

3)配線間隔: 直線タイプ 30μm ~1mm

波線タイプ 1mm ~50mm

ご要望により、試作の検討等させていただきますので、お問合せいただきますようお願いいたします。